SAL は米国シリコンバレーに拠点をおき、グローバル企業からスタートアップ企業にまで幅広く様々な分野のソフトウェアの国際化に20年以上関わってきました。日本語ローカリゼーション業務にとどまらず、オリジナル言語から別言語にソフトウェアがローカライズされるときに起こりうる様々な問題 - 言語的差異、文化的差異のような「差異」から発生する多様な問題 - に対して、培われた知識と経験に基づいたソリューションを提案し、言語や国籍や居住地が異なる開発者、テスター、サポート担当者、製品ユーザーの間のネットワークとコミュニケーションをバックグラウンドでしっかりと支え、優れた製品のグローバル化を目指すお手伝いをします。
ソフトウェアのローカリゼーションに必要なのは高品質の翻訳だけではありません。異なる文化を背景とする差異、カレンダー、タイムゾーン、記名法のような細かく具体的な差異に始まり、開発者やテスターのソフトウェア品質やスケジュールに対する考え方の違いに至るまで、実に様々な違いが、開発プロセスにおけるストレスや摩擦を生むことがあります。このようなローカリゼーションプロセスにおける文化的障害を解決に導き、優れたソフトウェアがより多くの国のより多くのユーザに利用されるための力となりたいと、SAL は考えています。
ローカリゼーション QA は、通常のソフトウェア QA と異なり完全自動化ができません。部品として翻訳された UI がソフトウェア内に表示されるときに、翻訳がコンテキストと合致しているかどうかを、ターゲット言語を理解するリングイストや製品マーケティング担当者が確認する必要があるからです。このような翻訳 UI 確認を担うテスターは、必ずしも開発者や製品 QA のように技術的なスキルや知識を持っているとは限りません。SAL は、どのような技術レベルのテスターでも理解・操作できるような統合テストケースの開発や、テスト時の技術サポート・バグの解析と報告、テスト進捗管理などを通して、製品開発者と各国テスターとの間の技術的・文化的ギャップを埋めるお手伝いをします。
SAL の起業の出発点は、高品質な日本語ローカリゼーションサービスをシリコンバレーのソフトウェア企業に提供することでした。現在では、日本語ローカリゼーションに限らず、様々なローカリゼーションの現場においてコンサルテーションやマネージメントの一端を担っていますが、最新ソフトウェア技術に対する理解と豊富な知識を土台にした高品質な日本語ローカリゼーションサービスは、今日でも SAL ビジネスの大切な柱であり、長年のお客様から厚い信頼をいただいています。SAL が提供する日本語ローカリゼーションサービスには、ソフトウェア・マニュアルの翻訳に始まり、ソフトウェア操作を伴うローカリゼーション QA に至るまで包括的なサービスが用意されています。
SAL の様々なサービス
日本語ローカリゼーション
ローカリゼーション QA
ローカリゼーションマネージメント
ローカリゼーションコンサルティング
ローカリゼーションテストケース開発
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